予防接種

ワクチン(予防接種)について

当院では、女性の健康を守ること、そして妊娠中や将来の妊娠に備えることを大切に考え、各種ワクチン接種を行っています。

「どのワクチンが自分に必要かわからない」「受けたほうがいいのか迷っている」という方も、診察時にお気軽にご相談ください。

当院で行っているワクチン(予防接種)

HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)

HPVワクチンは、子宮頸がんの原因となるウイルス(HPV:ヒトパピローマウイルス)を予防するためのワクチンです。子宮頸がんは、若い世代の女性にもみられる病気で、早めの予防がとても大切です。

HPVは、特別な人だけが感染するウイルスではなく、多くの方が一生に一度は感染する可能性があるといわれています。ほとんどの場合は自然に治りますが、長く感染が続くことで、数年から十数年かけて子宮頸がんに進行することがあります。当院では、シルガード9というHPVワクチンを採用しています。このワクチンは、子宮頸がんの原因となる複数のタイプ(9種類)のHPVを予防できるのが特徴です。

HPVワクチンは、感染する前に接種することで、より高い予防効果が期待できます。そのため、若い年代での接種が特に勧められていますが、大人になってから接種することも可能です。お気軽にご相談ください。

当院は、江東区の定期接種も行っています。

インフルエンザワクチン

インフルエンザは、毎年冬に流行する感染症で、発熱や全身のだるさ、咳などの症状が急に現れます。特に妊娠中の方や、体力が落ちている時期には、インフルエンザ肺炎等重症化することもあり、注意が必要です。

ワクチンは、感染そのものを完全に防ぐものではありませんが、かかった場合でも症状を軽くし、重症化を防ぐ効果が期待できます。そのため、流行前に接種しておくことが大切です。

妊娠中にインフルエンザにかかると、高熱が続いたり、体への負担が大きくなることがあります。ワクチンを接種することで、お母さんご自身の体を守るだけでなく、お腹の赤ちゃんを守ることにもつながります。

当院では、「フルービック」という固定剤に水銀を含まないインフルエンザワクチンを採用しています。妊娠中の方にも接種でき、毎年多くの妊婦さんが受けられているワクチンです。インフルエンザが流行する前の、体調のよい時期に接種をご検討ください。ご不安な点がありましたら、どうぞお気軽にご相談ください。
また、当院では妊娠中以外の方でもインフルエンザワクチンを接種できます。

風疹ワクチン

風疹は、発熱や発疹、リンパ節の腫れなどを起こす感染症です。多くの場合は軽い症状で済みますが、妊娠中に感染すると、お腹の赤ちゃんに大きな影響が出ることがあるため、特に注意が必要です。

妊娠初期に風疹にかかると、赤ちゃんに心臓や目、耳などの障害が起こる「先天性風疹症候群」を引き起こす可能性があります。そのため、妊娠を希望されている方や、将来妊娠の可能性がある方には、事前の予防がとても大切です。

妊娠前に風疹ワクチンを接種することでご自身を守るだけでなく、赤ちゃんを守ることにもつながるワクチンです。

妊娠中は、原則として風疹ワクチンを接種することができません。そのため、妊娠前に抗体があるかを確認し、必要に応じて接種しておくことをおすすめしています。ご家族やパートナーの方の接種も、大切な予防のひとつです。

妊娠を考えている方、これから妊活を始めたい方は、ワクチン接種だけでなく、抗体検査も含め、どうぞお気軽にご相談ください。

RSウイルスワクチン(アブリズボ)

RSウイルスは、主に赤ちゃんや小さなお子さんがかかりやすい感染症で、咳や鼻水だけでなく、重い呼吸器の症状を引き起こすことがあります。特に生後間もない赤ちゃんが感染すると、入院が必要になることもあり、注意が必要です。

アブリズボは、妊娠中にお母さんが接種することで、体の中にできた抗体が赤ちゃんへ伝わり、生後早い時期のRSウイルス感染を防ぐ効果が期待できるワクチンです。赤ちゃん自身がまだワクチンを受けられない時期に、守ることができる点が特徴です。

妊娠中の接種は、「赤ちゃんに影響はないか」「本当に必要なのか」と不安になる方も多いと思います。RSウイルスワクチンは、赤ちゃんを守る目的で開発されたワクチンであり、妊娠中の大切な予防手段のひとつと考えられています。

当院では、妊娠28〜36週(状況により24週以降で相談可)に接種を行っています。無理におすすめすることはありませんので、気になる点やご不安なことがありましたら、遠慮なくご相談ください。

RSウイルスワクチンは、生まれてくる赤ちゃんへの最初のプレゼントのひとつともいえる予防医療です。ご家族で相談しながら、納得したうえでご検討いただければと思います。

DPTワクチン(トリビック)

妊娠中に重要とされるのが百日咳です。

DPTワクチン(トリビック)は、百日咳・ジフテリア・破傷風の3つの感染症を予防するワクチンです。当院では、妊娠28〜32週に接種を行っています。

百日咳は、大人では「長く続く咳」程度で済むこともありますが、生まれたばかりの赤ちゃんが感染すると、重い呼吸障害を起こすことがあり、命に関わることもある感染症です。赤ちゃんは、生後すぐには百日咳のワクチンを受けることができないため、注意が必要です。

妊娠中にお母さんがDPTワクチンを接種することで、体の中にできた抗体が赤ちゃんに伝わり、生後早い時期の百日咳から赤ちゃんを守る効果が期待できます。これは「コクーン(繭)戦略」と呼ばれるもののひとつで、赤ちゃんを取り囲む大人が予防することで守る考え方です。

DPTワクチンは、赤ちゃんが自分でワクチンを受けられるようになるまでの大切な“つなぎの予防”です。

「妊娠中にワクチンを受けても大丈夫?」と不安に思われる方も多いと思います。接種を迷われている方も、どうぞお気軽にご相談ください。

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌ワクチンは、肺炎球菌という細菌によって起こる感染症を予防するためのワクチンです。肺炎だけでなく、中耳炎・副鼻腔炎・髄膜炎など、重症化する可能性のある病気の原因にもなります。

肺炎球菌による感染症は、ご高齢の方、基礎疾患をお持ちの方、出産後で体力が低下している時期の方では、重症化しやすいことが知られています。また、小さなお子さんがいるご家庭では、大人が感染源となってしまうこともあります。

肺炎球菌ワクチンを接種することで、重い肺炎や入院が必要となるような感染症を予防する効果が期待できます。特に、「かかってしまうことを完全に防ぐ」だけでなく、感染した場合でも重症化を防ぐことが大きな目的です。

ただし、当院では、「妊娠中の方」は接種対象外とさせていただいています。これは肺炎球菌ワクチンが生ワクチンではなく(不活化ワクチン)ものの、妊婦さんの安全性に関する十分なデータや、妊婦さんから移行抗体による赤ちゃんへの効果が明確に確立されていないためです。

「自分は対象になるの?」「今、接種した方がいい?」と迷われる場合も、どうぞ安心してご相談ください。

肺炎球菌ワクチンは、ご自身の健康を守ると同時に、大切なご家族を守ることにもつながる予防接種です。気になる方は、お気軽に当院までお問い合わせください。

その他のワクチン

B型肝炎ワクチン・MRワクチン・日本脳炎ワクチン・おたふくかぜワクチン等

16歳以上の方から接種のご相談受けています。

※ワクチン取り寄せまでに少しお時間をいただいています。

ワクチン接種時の注意点

ワクチンは主に上腕(肩のあたり)に接種しますので、当日は袖をまくりやすい服装、または着脱しやすい服装でお越しください。たまに接種後、気分が悪くなる方がいらっしゃいます。接種当日は、大切な予定を入れるのは、避けてください。

定期接種で、ご来院の際は、母子手帳(お持ちの方)をご持参ください。

ご予約について

初めて当院でワクチン接種を受けられる方は、必ず事前にご連絡をお願い致します。
2回目以降の接種で、すでに予診票を当院でお預かりしている方は、お電話でのご予約が可能です。
尚、ワクチンはお取り寄せとなります。
ご予約から接種までに中2日程度のお時間をいただいておりますので、余裕をもってご連絡ください。

ワクチン料金表

HPVワクチン(シルガード9) 1回38,500円
インフルエンザワクチン 4,400円
アブリスボ 35,200円
三種混合(DPT)ワクチン 5,500円

※料金は税込となります。

院長
松本 より子
診療内容
一般婦人科、妊婦健診、婦人科がん検診、更年期外来、予防接種、緊急避妊、4Dエコー、ブライダルチェック、産後ケア
最寄駅
大江戸線・東西線 門前仲町駅 徒歩1分
診療時間
10:00~14:00
15:00~18:30
(受付終了18:15)
  • 休診日・・・水曜、日曜・祝日
  • ※診察が集中する時間帯では、診察の順番を変えさせていただいたり、予約時間を超える場合がございます。 1時間~1時間半程度の余裕を持っての御受診をお願い致します。
  • ※妊婦さんや体調の悪い患者さん等を優先して診察させていただく場合もございます。
  • ※都合により、お付き添いの方は、院外での待ち合わせをお願いすることがございます。御理解と御協力をお願い致します。
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